読み聞かせ

前回、チョロっと書いた読み聞かせのこと。

長女(花)が生後1ヶ月の時

親戚から絵本を数冊プレゼントされた。

「読み聞かせは、早ければ早いほど良いらしい」

と周りから聞いていたので

新米高齢ママ、はりきって読み聞かせスタート!

ナニコレ読み聞かせって、つまんない」

だって、赤ちゃん用の絵本って文字が少ないし(当たり前)

ゆっくり読んでも1分ぐらいしか掛からなくて 

苦痛な割りに(ごめんなさい)

赤ちゃん、全然聞いてないじゃん!

(聞いてるかも知れないけど、手ごたえがない。まぁ当然ですよね。)

だけど、当時の私はそれを当然とは思えず

「どーしよ。無理だわ。全然楽しくない。」

読み聞かせ、やめちゃおうかな

と思っていた。

出た!…何やっても続かないこの性格。

「子供の為なんだぞ!!」と気合を入れてみるも

1冊読み聞かせるのがやっと。

そこから読み聞かせを避けるようになり

1週間が経ち

2週間が経ち

1ヶ月経った頃

完全に絵本との距離が出来てしまった私たち。

私のせいで

花が本嫌いな子供になってしまったらどうしよ。。

言葉をたくさん知ってると

自分の気持ちを人に伝えたり

相手の言ってることが理解出来て

よけいなトラブルが少なくて済むんじゃないの?

学校に通う頃には

言葉をたくさん知ってるがゆえ

授業の内容が簡単に理解できるから

勉強が楽しくなり

勉強が大好きになって

どんどんやるから

どんどん頭が良くなって

良いスパイラルに入っていくんじゃないの?(ものすごい単純)

と焦る私。

でも読み聞かせは本当に無理無理無理。

じゃ、どうやって言葉を覚えさせたらいいのよ~(´;ω;`)

そっか!

読み聞かせだけが言葉を覚える唯一の方法じゃないよね?(遅っ!)

花が起きているあいだは

テレビを消し、スマホも触らず

絶え間なく話し掛けることにした。

文字通り「絶え間なく」である。

「おはよう!」から始まり

「たくさん寝たね」

「外を見てみようか。太陽がまぶしいね」

「今日は雨だね。ザーザー降ってるね」

「風が気持ちいい~」

「空が茜色だね。夕日だよ。

そろそろ沈むよ」

「夜が来たね」

など、私の目に映るもの、感じたもののすべてを

言葉に出すようにした。

もちろん、絵本の読み聞かせと同様に反応はない。

でも、反応がなくても

絵本の読み聞かせのような虚しさは無かったので続けることが出来た。

花が物を掴めるようになった頃には

触らせながら

「丸いね」

「音がするね」

「柔らかいね」

「冷た~い」など一日中しゃべって、しゃべって、しゃべりまくった!

喃語を話すようになる頃には

童謡も一日中歌って聞かせた。

パパの歌も作ったりして

いつの間にか花も口ずさむようになっていた。

よその子が読み聞かせをしてもらっている時間以上に

たくさんの言葉で語り掛けていれば

きっと読み聞かせをしてないハンデは乗り超えられる!

と信じてやっていた。

通常1歳頃から、一語文の「ワンワン(犬)」や「ブーブー(車)」

と話し出すらしいのだが

1歳になる頃には

「いぬ きた おおきいね」

と三語文で上手にお喋りするようになった。

読み聞かせが苦手な方

こういう方法もありますので

よろしければ参考にしてみてください。

ちなみに

花が大きくなるにつれて

絵本の文字数も内容も

私好みになってきたこともあり

今では読み聞かせを楽しく行ってます。

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